閃きの独り言

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⑦【鳳凰と龍と麒麟の国】創作

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2022.3.30宇佐神宮の桜🌸

 

💠

 

久しぶりに…続きとして…

下書き的なので、辻褄合わない点等等々あります。

 

創作【鳳凰と龍と麒麟の国⑦】

①〜⑥を読まなければ、分からない内容です。

 

💠

ある国にある女神がおりました。

夫は鳳凰を眷属に持つ太陽神。

国を照らし、導く、太陽と呼べる存在…

鳳凰の王でありました。

ある時、鳳凰の王は

龍の王と争い…命を失う事になりました。

妻である女神は、夫を失い

それは自らの中の太陽を失うに同じ事…

女神は月、太陽無しには輝けない。

鳳凰の王は統治王
妃である女神は祭祀王

国を統べ、国を導く。

そんな存在でしたので、

鳳凰の王を失った事は、女神にとってハートを失ったも同じでした。

女神は、照らされる事がない月。
輝けない月となりました。

とはいえ女神は、
その国を導くために、
祭司を司る存在としてあり続ける事となりました。

麒麟の王は…

その国で起きた全てを知り
その上で、祭祀王である女神を祭司に用いて

その国を統べる事となりました。

本来の統治王を失った国は
妃である祭祀王だけを用いて
国を統べる事になったのです。

祭祀王の証は
二つの鏡と一つの剣、それから玉でした。

鳳凰の王の妻が、剣を持ち。
二人の女神が一つ一つ鏡を持ち、

女神は、三柱が一つとして役割を担っていたのです。

大陸から渡ってきた麒麟の王は、

鳳凰の王の国を侵略するためでしたが、

鳳凰の王と龍の王の争いや、

鳳凰の王がどんな存在で、どんな系譜かを知り…

表向きは大陸からの意向に沿い、その国を侵略するふりをして、

その国を護りました。

麒麟の王もまた、大陸を争いにより追われた存在だったからです。

三柱の女神は

麒麟の王により、差し替えられました。

鳳凰の王の妃が持つ剣は、
麒麟の王の系譜の女神に渡り

二枚の鏡もまた、麒麟の王の系譜の二人の女神に渡り

その国の祭祀王の権限は、
大陸からの女神へと
統治の権限が渡されました。

そして、あと一つ

玉だけは、、

鳳凰の妃である、その国の本来の統治王が持ちました。

玉は命

それだけは、麒麟の王の系譜が手にする事が出来なかったのです。

その国の三つの宝は

本来の統治王である鳳凰の王が亡くなった事で、

麒麟の王により

歪な形で護られる事となりました。

それを知るのは、

麒麟の王と
鳳凰の王の系譜の

一部だけでした。