蘇る②《創作》
ある満月🌕
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蘇る①《創作》より続き
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長い長い時を経て
やっとやっと
男神は、かつて、
肉体から分断された霊体を
泉の中から肉体へと戻す事ができました。
霊体を失ってコントロールされた
男神の肉体は
利用されたために
どれだけ傷んでいたか知れません。
でも、泉は
男神を回復させてくれました。
女神はそんな男神の様子を
ただ嬉しそうに見ていました。
女神は、
神殿に来るまでに、自らの封印された肉体と霊体を取り戻していました。
慟哭のエネルギーの中にそれらはありました。
女神が自らの慟哭のエネルギーに向き合い
肉体と霊体を取り戻す事が出来たのは
男神が、肉体をコントロールされこそすれ心は女神のそばにあったからでした。
💠
女神は男神を嬉しそうに見て…
『良かった…』
そう呟きます。
嬉しくて
でも
悲しくて
何故涙が溢れるのか分かりません。
女神の涙を
男神は優しく受け止めて…
男神は黙って、
女神を抱き寄せました。
抱き寄せられ、
女神は…
自らの中にハートと子宮が戻ってくるのを感じて…
男神を見上げました。
男神は優しく呟きます。
『やっと渡せた』
と。
男神の封印された霊体には
女神のハートと子宮が内包され、
一緒に封印されていたのでした。
男神に霊体が戻り
女神に子宮とハートが戻っていく
💠
女神の封印が解かれ、
慟哭のエネルギーの中から回復する。
それは、
本来の女性性が回復する時。
同時に
男性性の肉体に霊体が戻り
同時に
男神の霊体に内包されていた
女神のハートと子宮が戻ってきた。
長い長い時間を経て
男神は本来の肉体が回復し、
女神は本来の心を取り戻す。
男性性と女性性は
二つで一つ。
そんな二人は
歓喜の中に
います。
💠
2020.8.11
【妄想覚書】
メモ📝
長い歴史の中で、
男性性は肉体と霊体を分離された
肉体はコントロールされ
利用された。
女性性も肉体と霊体を分離され封印された。
男性性の封印された霊体に
女性性のハートと子宮(丹田)は内包され封印されていた。
女性性の封印が解かれ、
本来の女性性が回復する時、
同時に
男性性の肉体に霊体が戻り
同時に
男性性の霊体に内包されていた
女性性のハートと子宮が
女性性の肉体に戻る。
男性性は本来の肉体が回復し、
女性性は本来の心を取り戻す。